ばくしゅ
麦酒
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 各戸から集めた麦で社守が醸す麦酒は祭りに供えられ、清酒に変えたところ疫病が流行し元に戻された。
- 細部
- 祭りの世話役を務める者が、氏子の各戸から麦を集めて回り、それを社を守る家に持ち込んで麦酒を醸造するという習わしがある。祭りの日には、この麦酒をまず神前に供え、供え終えたあとの残りを参詣に訪れた人々がいただくことになっている。あるとき、この供え物を麦酒から清酒に変えてみたことがあったが、そうしたところ疫病が流行してしまったため、慌てて元の麦酒に戻したのだという。神への供え物の中身を勝手に変えたことが災いを招いたとする、素朴な因果関係で語られている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の祭祀:鹿島神社の麦酒奉献の項に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ