たつごうのすいくちをかむばけねこ
龍郷の吸い口を噛む化け猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 道連れを求めてきた女に煙草を勧めると吸い口を噛み切られ、正体を見破って退治したら大きな猫だった話。
- 細部
- 山道を歩いていると、一人の女が道連れにしてほしいと声をかけてきた。怪しみながらも煙草を勧めてみたところ、女は吸い口を噛み切って返してよこしたため、これは人ではなく化け物に違いないと確信したという。そこで男は女を自分より前に歩かせ、後ろから両端を尖らせた棒を用意して、女の急所を狙って突き刺し退治した。倒れた女の正体を確かめると、そこにいたのは一匹の大きな猫であったという。煙草の吸い口という何気ない小道具が化け物を見破る決め手になった点が興味深い。
- 広まり方
- 季刊民話 1976年掲載、田畑英勝「奄美物語その1」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県龍郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ