おかだけのばけねこ
岡田家の化け猫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 医者の家で飼われていた黒猫が手拭をかぶって踊るようになり、飯土井の猫の集会での様子を医者本人が目撃したという。
- 細部
- 上増田の岡田養庵という医者の家で飼われていた黒猫が、いつからか手拭をかぶって踊るような仕草を見せるようになり、やがて家を抜け出して桃木沢のオトネザワに住み着いてしまった。医者自身、飯土井にあるネコヤマを通りかかった際、そこに大勢の猫が集まっているのを目にしたことがあった。よく見ると自分の家の黒猫もその場におり、集まりの大将格の猫に向かって、主人が往診で帰りが遅くなり夕飯のオキリコミが熱くて食べるのが遅れたと謝っている様子だったという。実際にその日、医者の家の夕飯はオキリコミであった。この黒猫こそが、後に桃木川のオトネザワに住み着いた化け猫だったと語られている。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の世間話の項に記録がある。
- 地域
- 群馬県前橋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ