えのきざかのしゃくやとよりきていにあらわれたばけものさんわ
榎坂の借家と与力邸に現れた化物三話
国内
未確認生物
- どんな話か
- 榎坂の借家で古狸を退治した話や、与力桐淵家で下女が化けて見えた出来事など、複数の化物談が伝わる。
- 細部
- 兵法の達人が住んでいた榎坂の借家では夜ごと何かが現れ、寝床に隠れて待ち構えたところ、恐ろしい形相のものの正体は年老いた狸だったという。一方、与力桐淵の屋敷では、呼んだはずの下女の顔が重箱に見えたり、二階から化物が転がり落ちてきたと下女が青ざめて訴えたりする出来事があり、後の詮索では二階にあった鏡が何かを映し出していたためではないかと語られた。
- 広まり方
- 西村白烏「煙霞綺談」(『日本随筆大成』第一期、1975年)と鼠渓「寐ものがたり」(『続日本随筆大成』1981年)にまたがって記される。
- 地域
- 東京都港区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ