みなみうおぬまのめをかぞえるばけもの
南魚沼の目を数える化物
国内
未確認生物
- どんな話か
- コト八日の前夜、目の多い籾通しを戸口に下げると化物がその目を数え続け、夜明けとともに逃げ去るという魔除けの伝承。
- 細部
- 南魚沼市ではコト八日の前夜になると、化物がやって来て家に危害を加えると恐れられていた。そのため人々は普段より早めに大戸を閉め切り、戸口には籾を選り分ける道具である籾とおしを吊るしておく。籾とおしには無数の小さな目のような穴が並んでおり、化物はそれを見ると数えずにはいられない性分だという。夢中で目を数えているうちにいつしか夜が明けてしまい、日の光を恐れた化物は一目散に逃げ去っていく。数えずにいられない習性を逆手に取った、道具ひとつで危険をやり過ごす知恵として伝わっている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)第4編・大竹信雄による「オッカナの晩げ」の項に記録がある。
- 地域
- 新潟県南魚沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ