まむろがわのおおぐいじょちゅうとてらのばけもの
真室川の大食い女中と寺の化物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大飯喰らいの正体を隠して働いていた女中と、荒れ寺に住み着いた化物を僧が退治した話。
- 細部
- ある欲深い男が、食事もとらずによく働く女中を雇っていたが、ひそかに様子をうかがうと、実は大量の飯を食らう化物だったことが分かった。おびえた男は、この化物が菖蒲と蓮を苦手とすることを知って追い払い、以後は自分自身で真面目に働くようになったという。もう一つの話では、住職のいない荒れ寺となっていた正源寺に化物が出るようになったが、たまたま泊まった旅の僧がその正体を見破って退治し、村人からの信頼を得てこの寺の九代目の住職として迎えられたと伝わる。
- 広まり方
- 1965年の『芸能』所収、野村純一の「どんぺからっこ・ねっけど(八)―安楽城の昔話―」、および1966年の同誌「どんぺからっこ・ねっけど(二十八)―最上の昔話―」に記録がある。
- 地域
- 山形県真室川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ