かわにしのばけものをだしぬくさばうり
川西の化け物を出し抜く鯖売り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川西町の化け物が餅や酒を鯖売りに奪われ、不動様か火の神様が食べたのだろうと思い込む滑稽譚。
- 細部
- 川西町に伝わる昔話。化け物が囲炉裏で餅を焼いていたところ、居合わせた鯖売りが天井裏からこっそり手を伸ばして焼けた餅をすべて持ち去ってしまう。化け物はいったい誰が食べたのかと不思議がり、不動様や火の神様の仕業だろうかと呟きながら、今度は酒を温め始めた。ところがこの酒も鯖売りにまんまと持っていかれてしまい、化け物はまたも同じように、きっと不動様か火の神様が食べたのだろうと納得してしまう。人間の悪知恵が化け物を出し抜く、笑い話の系統に属する話である。
- 広まり方
- 1970年の『日本民俗学』に掲載された郷田洋文「山姥-昔話の中で-」に記録がある。
- 地域
- 山形県川西町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ