ひおきしのくろいひとかげとあたまだけのいわし
日置市の黒い人影と頭だけの鰯
国内
未確認生物
- どんな話か
- 慶応年間、カライモ畑で黒い人影に遭遇した安山松之丞、持ち帰った鰯が翌朝頭だけになっており、正体は狐か狸かと噂された。
- 細部
- 慶応年間、安山松之丞たちがカライモ畑で見慣れない黒い人影に出くわしたことがあった。姿は近所の足軽によく似ていたが、動きに不審な点が多く、只者ではないと感じられたという。その晩持ち帰った鰯を松之丞が翌朝確かめると、なぜか頭の部分だけが残っている状態になっていた。翌日、姿が似ていたとされる当人に尋ねてみても、そのような場所へ行った覚えはないと答えるばかりで、結局正体は分からずじまいだった。土地の人々の間では、狐か狸の仕業ではないかと噂されている。
- 広まり方
- 1972年の『南九州郷土研究』掲載、安山登「安山怪談録」に記された話である。
- 地域
- 鹿児島県日置市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ