ふくいのねんぶつできえるばけもの
福井の念仏で消える化物
国内
未確認生物
- どんな話か
- 福井市天菅生町の木の下で娘に挨拶すると大声を上げて巨大化し、念仏を唱えると消えたという化物である。
- 細部
- 天菅生町に住むおばさんが、ある晩に家路をたどっていると、道端の木の下に見知らぬ娘が立っているのに気づいた。会釈のつもりで挨拶の言葉をかけたところ、娘は不意に野太い声を発し、見る間に背丈を増して巨大な姿へと変わっていった。ただ事ではないと悟ったおばさんは、その場で一心に念仏を唱え続けた。すると先ほどまで大きくなっていた娘の姿は、忽然と闇の中へ溶けるように消え去ったという。
- 広まり方
- 1937年の『南越民俗』所収、中塩清之助「伝説と妖怪譚」に記録されている。
- 地域
- 福井県福井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ