あづみのしのかくちにでるばけもの
安曇野市の各地に出るバケモノ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 道、屋敷、山、墓地とあらゆる場所に出るとされた、正体を名指ししない怪異の総称。
- 細部
- 安曇野の俗信調査では、この呼び名が最も多くの場所に登場する。道端に出るという証言が三例、家や屋敷に出るというもの、山に出るというもの、そして墓地に出るというものが二例と、生活圏のほぼ全域に及ぶ。姿や振る舞いはいずれも記録されておらず、そこにはそういうものが出るという言い方だけが残る。狐や狸のように正体を特定できない場合の受け皿として使われた語で、名を与えられない不安の広がりをそのまま映している。
- 広まり方
- 1990年刊行の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の俗信の節、道・家屋敷・山・墓地に出る妖怪の各項に計七例が並ぶ。
- 地域
- 長野県安曇野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ