ばけくじら
化鯨
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白骨だけの姿で夜の海に現れるという、島根半島の巨大な鯨の妖怪。
- 細部
- 出雲国島根半島(現・島根県北東部)に伝わる巨大な鯨の妖怪で、白骨だけの姿から「骨鯨」とも呼ばれる。雨の夜、漁師たちが沖から近づく白い巨体を鯨と思って銛を打ち込んだが、動かない。近づいて確かめると、そこにあったのは皮も肉もないヒゲクジラの骨格だった。その後、奇妙な魚や妖しい鳥も現れたが、潮が引くとともに姿を消した。漁師たちは死んだ鯨の怨霊と考え、化鯨が再び現れることはなかった。1983年には石川県でも巨大な骨格状の物体が引き揚げられ、「骨くじら」として報じられている。
- 広まり方
- 地元の言い伝えとして残り、水木しげるが1969年の作品で紹介したことで広く知られるようになった。
- 地域
- 島根県
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ