あずきざっくり
小豆ざっくり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松代の道筋に現れるとされた妖怪で、小豆を研ぐような音を立てる怪異として語られてきた。
- 細部
- 松代の一帯では、夜の道に出るものとして小豆ざっくりの名が挙げられてきた。姿かたちを細かく語る伝えは残っておらず、県史の俗信の項でも道に出る妖怪として名だけが記録されている。小豆をざくざくと洗い研ぐ音を思わせる呼び名を持ち、同系統の小豆洗いと並んで、水音や作業音に近い響きを怪異の正体と結びつける語り方の一例といえる。名だけが伝わり中身が薄い点にこそ、日常語のなかで軽く口にされ続けた妖怪の姿がうかがえる。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 北信地方』第一章俗信第五節「妖怪・幽霊」に記録がある。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ