あずきとぎばばさま
小豆とぎ婆さま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 茂木町の橋や沢のあたりに日暮れどきに現れ、小豆をとぐ音を立てながら遊ぶ子供を隠したりさらったりする婆さま。
- 細部
- 茂木町には各所に小豆とぎ婆さまと呼ばれる存在が語り伝えられている。明神様の門のあたりでは日が暮れると独特の音を立てて小豆をとぐ気配がし、清水のムカヒ坂の橋のたもとを通っても同じように小豆をとぐ音を立てる婆さまの気配がするという。前久保のアカポッケの橋の下にも婆さまが棲んでいると言われた。単に音を立てるだけでなく、夕方になると川のふちにいる婆さまがそのあたりで遊んでいる子供を隠してしまう、あるいはコヤンパタの沢の婆さまが夕方に人をさらうともいい、子供が夕暮れに出歩くのを戒める話として語られている。
- 広まり方
- 1929年の『芳賀郡土俗研究会報』所収、高橋勝利「米とぎ婆さまと小豆とぎ婆さま」に記録がある。
- 地域
- 栃木県茂木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ