とおかまちのさわにひびくあずきあらい
十日町の沢に響く小豆洗い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 峠の集落の沢を夜通ると、小豆をザクザクと洗うような音が聞こえるという小豆洗いの言い伝え。
- 細部
- 峠と呼ばれる集落には、日が暮れてからひとりで通ると恐ろしい目に遭うとされる沢が伝わっている。そこを歩いていると、姿は見えないのにザクザクという小豆を研ぐような音だけが聞こえてくるのだという。これは小豆洗いと呼ばれる化け物の仕業とされ、水音とも判別しにくいその音の不気味さから、日暮れ後にこの沢を通ることをためらう人が多かったと伝わっている。立ち止まって様子をうかがっても音はやむことなく続くばかりで、正体を実際に見たという話は残っていない。
- 広まり方
- 1985年刊『奴奈川の民俗―新潟県東頚城郡松代町奴奈川地区―』(東洋大学民俗研究会)の口承文芸の章に記録されている。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ