あずきあらい
小豆洗い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 渋川市には、小豆を洗う音とともに「人取って食おうか」と唄う小豆洗いで子どもを脅す言い習わしが複数伝わる。
- 細部
- 渋川市に伝わる小豆洗いの話。子供を脅すときの決まり文句として、小豆洗いというものが「小豆洗うべか」、続けて「人とって食うべか」と唄うのだと言い聞かされていたという。清水のほとりに出るという話では、この唄の後に「ゴシゴシ」という擦る音まで加わって聞こえてくるとされた。また、話者の家の下にある竹林に出るという話では、同じ文句が「小豆洗いましょか」に続けて「人とって食いましょか」という、より丁寧な言い回しで語られている。場所や語り手によって唄いぶりに違いはあるものの、小豆を洗う音を立てて子供を戒める怪異として、共通して伝えられてきたものである。
- 広まり方
- 1989年刊『中尾と平の民俗―群馬県北群馬郡小野上村村上地区―』所収、東洋大学民俗研究会「九 口承文芸」に、いずれも記録されている。
- 地域
- 群馬県渋川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ