くにさきのくちならすいたちあずきあらい
国東の口鳴らすイタチ小豆洗い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 水辺を通ると小豆でも洗っているかのような音がするが姿はなく、正体は口を鳴らすイタチだという。
- 細部
- 国東町では、井堀や池、淵のほとりを通りかかると、小豆でも洗っているのかと思うような音が聞こえてくることがあるという。ところがあたりを見回しても、音を立てている当人の姿はどこにも見当たらない。この音の正体は妖怪の仕業ではなく、実はイタチという獣が、口先をちゃきちゃきと鳴らして立てる音にすぎないのだと種明かしされている。姿の見えない不気味な音に、身近な動物の生態を重ねて説明しようとする土地の理解の仕方がよく表れている。
- 広まり方
- 1986年の『大分県史 民俗篇』第四章、小玉洋美による路傍の怪の項に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ