いくさかのかんのんどうのあずきあらい
生坂の観音堂の小豆洗い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 観音堂の辺りで小豆を研ぐような音を立てるとされた妖怪で、恐ろしい女の姿だとも語られた。
- 細部
- 観音堂に現れるとされ、そこではサクサクーサーと聞こえる音を立てるという。十一面観音の堂を舞台にした語りでは、正体は恐ろしい女の化け物とされ、小豆を研ぐサクサクという音に続けて、水をザーと流す音まで響かせたと伝えられた。姿を見たという話ではなく、あくまで耳に届く音の連なりだけで存在が示される点に特徴がある。二つの伝えはいずれも同じ堂を舞台にしており、音の描写がやや細かくなる違いにとどまる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の俗信(妖怪)の節と、口頭伝承の妖怪の話に記録がある。
- 地域
- 長野県生坂村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ