いいやまのかわおとをたてるあずきあらい
飯山の川音を立てる小豆洗い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川べりで小豆を洗うような音を立てる怪が出ると、飯山の俗信に短く語られている。
- 細部
- 水辺に現れる妖怪として名が挙がっている。全国に広く分布する怪異で、姿を見せずに小豆を研ぐような音だけを響かせるものとして知られるが、この土地の聞き書きでは川に出るという一点だけが伝えられ、姿も害も語られていない。県史の俗信の章では妖怪が出現場所ごとに分類されており、小豆洗いは河童や水神とならんで川の項に置かれている。水の音が絶えない場所で耳にする音を、人ならぬものの仕業として説明する発想が地域にも共有されていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1988年刊の『長野県史 民俗編 北信地方』第一章俗信、第五節妖怪・幽霊の項に採録されている。
- 地域
- 長野県飯山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ