あずきあらい
小豆洗い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白石の上手にある人影の絶えたさびしい川岸で、夜になると誰も居ないのにサラサラと小豆を洗うような音が響くといい、これが小豆洗いと呼ばれる怪異である。
- 細部
- 東秩父村の白石には、小豆洗いにまつわる話が伝わっている。舞台となるのは、白石の中でも上手にあたる、人けのない寂しい川岸である。日が暮れてあたりが暗くなると、そこには人の姿など全く見当たらないにもかかわらず、どこからともなくサラサラと小豆を研ぐような音が聞こえてくるという。誰が洗っているのか姿を確かめた者はおらず、ただ音だけが川岸に響くこの不思議な現象は、地元では古くから小豆洗いの仕業として語り伝えられてきた。
- 広まり方
- 1984年刊行の『白石の民俗』(東京学芸大学民俗学研究会)の「口承文芸 世間話」に収められている。
- 地域
- 埼玉県東秩父村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ