ちくほくのさわであずきをとぐかいい
筑北の沢で小豆を研ぐ怪異
国内
未確認生物
- どんな話か
- 沢や池のほとりで夜に小豆を研ぐ音を立てるとされ、子どもは近づくなと戒められた。
- 細部
- この村では、法教沢や御池といった水辺にこの妖怪が現れるといわれた。日が落ちると、池の近くで小豆を研いでいるかのような音が聞こえてくるという。細田と赤松の村境にあたる法教沢では、夜ごとザクザクという不思議な響きがするとされ、子どもがその場所へ足を向けることは固く禁じられていた。姿を語る話は伴わず、聞こえてくる音と、近寄ってはならない場所という二点で共有されていた怪異である。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の俗信(川や池に出る妖怪)と口頭伝承の妖怪の話に、あわせて四例が記録されている。
- 地域
- 長野県筑北村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ