こまがねのどばしにひびくあずきあらい
駒ヶ根の土橋に響く小豆洗い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の土橋を渡ると、その下から小豆をとぐようなさらさらという音が聞こえてくるという。
- 細部
- ある淵には小豆洗いが出ると伝えられてきた。日が落ちてから土の橋を渡っていると、足元の下あたりで、豆をざるでとぐような細かい音が続けざまに聞こえるのだという。姿を見たという話はなく、耳に届く音だけが怪異の正体として語られる。水音が偶然そう聞こえるだけとも言えるが、暗がりで橋を渡ることへの用心を促す語りとして土地に残った。全国に分布する小豆洗いの話が、地元の淵と土橋に結びついた形である。
- 広まり方
- 1932年の『郷土』所収、田畑邦光「赤穂村の伝説石」に記録されている。
- 地域
- 長野県駒ヶ根市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ