あざた
あざ田
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 道端に馬頭観音が立つあざ田の周辺三反歩ほどは、そこを持つ家の奥さんが不幸になる祟り田とされ、実際に死んだ例もあったという。
- 細部
- 羽後町に伝わるあざ田は、カカアネグス田という異名でも呼ばれる祟り田である。田のかたわらには馬頭観音の石碑が立っており、そこを含めた周辺およそ三反歩の範囲を所有すると、その家の奥さんに不幸が及ぶと言い伝えられてきた。単なる言い伝えにとどまらず、実際にその田を持った家で妻が亡くなった例があったとも語られており、伝承と現実の出来事が結びつく形で祟り田としての評判が固められている。カカアネグスという異名そのものが、この田が妻に及ぼす災いを端的に示す名称になっている。
- 広まり方
- 『季刊どるめん』1975年掲載の嶋田忠一「祟り田伝承の二,三」に記録が残る。
- 地域
- 秋田県羽後町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ