すおうおおしまのせんどうをなやますあやしび
周防大島の船頭を悩ます怪火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 荒天の夜に助けを求めた男を海へ突き落とした船頭が、その後怪火や人魂の噂を恐れて船乗りをやめ貝とりに転じたという話。
- 細部
- 荒れた晩、助けを求めて船に取りつこうとした男を、船頭は階段から海へ突き落として見捨てた。その後、当の海域では怪しい火や人魂らしき光が浮かぶという噂が広まり、船頭はこれを恐れて仕事を変え、貝とりに転じたと伝わる。ある日、別の貝とりが海底に潜ったところ、見覚えのない男が岩にしがみついた姿のまま息絶えていた。その額にはまだ生々しい傷が残っていたという。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』に載った宮本常一「周防大島(三)」に記録されている。
- 地域
- 山口県周防大島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ