くれしのおきをはしるかいか
呉市の沖を走る怪火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夏の終わりから秋にかけての夜、沖合の海上を得体の知れない火が走り抜けることがあるという言い伝え。
- 細部
- 呉の沖合に伝わる話である。夏の終わりから秋にかけての夜になると、沖合の海上を得体の知れない火の玉のようなものが走り抜けることがあるという。どのような形で、どこからどこまで走るのかといった詳しい道筋までは伝えられておらず、季節と時間帯、そして海上に現れるという条件だけが簡潔に記録されている。船を操る者にとって夜の海上に現れる正体不明の光は不安の種であり、こうした怪火の噂は航海や漁の心構えとして語り継がれてきたと考えられる。同じ瀬戸内海沿岸には似た怪火の話が各地に残っており、この記録もその一つに数えられる。
- 広まり方
- 1928年の雑誌『民族』所収、管多計「安芸倉橋島の話」に記録されている。
- 地域
- 広島県呉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ