あわたぬきがっせん
阿波狸合戦
国内
未確認生物
- どんな話か
- 徳島県小松島の狸・金長が恩義のある人物への義理を通すため、かつての親分と数百匹規模の狸の大軍同士で三日三晩の戦をしたという、四国を代表する狸合戦伝説。
- 細部
- 小松島の狸・金長は、面倒を見てくれた古狸・六右衛門から婿入りを持ちかけられるが断ったために恨みを買い、報復として一族もろとも襲われかける。金長側は恩人への義理を通すため阿波国内の狸を二分するほどの大軍を集め、勝浦川を挟んで六右衛門側と三日三晩に及ぶ大規模な化かし合いの合戦を繰り広げたとされる。金長は勝利したものの深手を負い、恩人のもとに戻って息絶え、その義理堅さに感銘を受けた人々により「金長大明神」として祀られた。
- 広まり方
- 明治43年(1910年)刊行の講談本で活字化された後、昭和14年(1939年)の映画化で全国的に有名になり、小松島市の金長神社が信仰・観光の場として定着した。
- 地域
- 徳島県小松島市
- 年代
- 江戸時代(天保年間、1830年代という設定)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ