あわのきんき
あわの禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 神が粟で目を傷めたという理由から、この土地では粟を作らないとされた。
- 細部
- 作物を栽培しない理由を、神の身に起きた出来事に求める禁忌の伝えである。神が粟で目を突いたのだから、同じものを地内で育ててはならないという理屈で、収穫の可否ではなく神意によって作付けが避けられている。上田周辺では胡麻や綿についても似た言い伝えがあり、目を突く神という共通の型がいくつもの作物に当てはめられていたことがわかる。日々の農作業に神話的な由来を結びつける発想がよく表れている。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、禁忌に関する伝説(細川修・松本清人)に収められている。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ