あとざん
後産
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 出雲市大塚町で行われた産育の習わしで、後産は夫がその年の恵方に埋め、方角を誤ると母子のどちらかが病を患うとされた。
- 細部
- 出雲市大塚町に伝わる出産後の習わしで、後産(胎盤)はその年の縁起の良いとされる方角を選んで夫が土に埋めるものとされた。埋めた場所は犬などに掘り返されないよう、上に石を置いて守った。もし埋める方角を間違えると、母親か子どものどちらかが体を悪くすると恐れられていたという。逆に、人によく踏まれる場所に埋めると良いとも考えられており、辻や人通りの多い四つ角にあえて埋めることもあったと伝えられている。
- 広まり方
- 1987年の成城大学民俗調査報告書に、大塚町の産育に関する聞き取りの一項目として記録されている。
- 地域
- 島根県出雲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ