あとざん
後産
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 後産を浅い場所に埋めると祟りをなして子供が夜泣きするといい、祟る後産は腐らず青白く光るという。
- 細部
- 花山地方では、出産のあとに出る後産をあまり浅い場所へ埋めてしまうと、その後産が悪さをするようになると信じられていた。悪さをする後産のしるしとして語られるのが、生まれたばかりの子が夜になるとしきりに泣きぐずるという症状である。埋めた後産が原因だと疑われる場合、掘り返して確かめてみると、普通なら朽ちて土に還っているはずのものが腐らずに残り、青白い光をぼんやりと帯びていたという。浅い埋葬が祟りを呼ぶという、産育にまつわる禁忌の一例といえる。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』宮城県栗原郡花山村調査(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ