あたまにくちがあるじょせい
頭に口がある女性
国内
未確認生物
- どんな話か
- 食べずによく働く女を雇った男が正体を怪しみ、女が頭の中へおにぎりを詰める姿を見て逃げ、菖蒲の沼に隠れて助かったという。
- 細部
- ある男が、ろくに食べもせずによく働いてくれる奉公人が欲しいものだと口にしたところ、それならばと申し出て働きに来た女がいたという。男は毎日弁当を持たせて山へ行かせていたが、あまりに不自然に思えたので、ある日こっそり隠れて女の様子をうかがってみることにした。すると女はおにぎりをこしらえては、それを自分の頭の中へと詰め込んでいたのである。これを見た男は恐ろしくなってその場から逃げ出し、女もすぐさま後を追いかけてきたが、男はショウブの生い茂る沼へと逃げ込んだおかげで、なんとか難を逃れることができたという。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』宮城県栗原郡花山村調査(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ