あたごやまのとび
愛宕山の鳶
国内
未確認生物
- どんな話か
- 神武天皇が長髄彦との戦いに苦戦していた際、稲光のように光る金色の鳶が弓に止まって敵を眩惑させ、天皇はこの鳶を愛宕山に住まわせ天狗神とした。
- 細部
- 天人熊命という神が姿を変じて、軍全体を率いる幡となったという言い伝えがある。その後のこと、神武天皇が長髄彦を相手に戦を続けていたが、なかなか勝利を収めることができずにいた。そこへ一羽の金色に輝く鳶が空から舞い降り、天皇が手にしていた弓の弭にとまったという。その光り輝く姿はまるで稲妻が走るかのようで、あまりの眩しさに敵軍はことごとく目がくらみ、戦意を失ってしまった。この働きを大いに喜んだ天皇は、鳶を愛宕山に住まわせ、天狗の神としてこの山を治めさせることにしたのだという。
- 広まり方
- 日本随筆大成第一期1976年収録、大朏東華「斉諧俗談」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ