ほこらのあしおと
祠の足音
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 祟るという祠を壊そうとした店の天井で足音が響き、作業した大工が怪我をしたという話。
- 細部
- 市内のある小料理店の敷地には、祟りがあると言い伝えられた祠が置かれていた。増築のために取り払おうとしたところ、誰もいないはずの天井から人が歩くような音が聞こえてくる。不審に思った大工が板を持ち上げて中をのぞくと、白いものが音もなく消え、あとには何の痕跡も残っていなかった。正体が分からないまま祠も土も運び出して処分したが、その日の夕方に大工は右腕を折り、手伝いの者も足をひねった。近隣ではこれを祠の祟りだと受け止めたという。
- 広まり方
- 1976年の『伊予の民俗』に載る上森一義の私が聞いた妖怪に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ