あしまがり
足まがり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 綾歌町では足まがりという狸が正体を見せず足に絡みつき、明治九年ごろには田の石を跨ごうとした者が毛深い手に驚かされたという。
- 細部
- 丸亀市綾歌町には足まがりと呼ばれる狸にまつわる怪異が伝わる。この狸は自らの姿をはっきり見せることなく、綿のような感触のものを歩いている人の足にまとわりつかせるのだという。明治九年ごろに父から聞いたという話では、夜の田んぼのあたりに一つの石が忽然と現れ、通りがかった者がその石を跨ごうとすると、毛だらけの手が股のあいだから伸びてきたという。これに遭遇した者の多くは驚きのあまり気を失いそうになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1925年刊『讃州高松叢誌』の宮武省三の記述に収められている。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ