あしまがり
足まがり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猫の仔のように足にまとわりつく足まがりは、蹴るたびに大きくなり、しまいには蹴り上げられないほどになるという。
- 細部
- 香川県まんのう町に伝わる話である。足まがりは猫の仔のような小さな姿で人の足元にまとわりつき、いくら蹴っても離れずについてくる化物とされる。また別の話では、夕暮れの道を歩いていると、てまりほどの大きさをした灰色の毛のかたまりがころころと転がってくるとも語られている。邪魔に思って蹴飛ばすと、そのたびに一回り大きくなって戻ってくる。何度も蹴り返しているうちにどんどん大きくなり、しまいには蹴り上げることさえできないほどになって、その場から一歩も動けなくなってしまうのだという。
- 広まり方
- 1984年の『香川の民俗』所収、武田明「仲多度郡琴南町美合の妖怪と怪談」と、1985年の『香川県史 民俗』第二章第十節四、北條令子「山の妖怪」に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ