あさとがみ
あさと神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 見知らぬ大船に急いで港へ戻れと促され従った手久津久の船だけが嵐を逃れ、その大船の主は天候を告げるあさと神だったという。
- 細部
- 手久津久の船が湾内で操業していたところ、一艘の見知らぬ船から港に泊めてほしいと頼まれた。ちょうど同じころ、別の大きな船から早く港へ引き返すようにと声をかけられ、手久津久の船は見知らぬ船とともに急いで港の入り口まで戻った。するとたちまち海は荒れ始め、恐ろしい嵐となった。浜に上がって湾を見渡すと、居合わせた他の船はことごとく波にのまれてしまっていた。港へ戻るよう告げてくれた大船の主こそ、天候の変化を知らせるあさと神だったのだという。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に掲載された岩倉市郎「喜界ケ島の傅説」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ