あさふじゆうなわ
朝藤夕縄
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 朝に藤を燃やすと一日じゅう難儀するといい、夜に縄を燃やすときは自分の縄を避けて他人の縄を焼くという。
- 細部
- 朝のうちに藤のつるを火にくべてしまうと、その日一日は何かと不自由な思いをすることになると言い伝えられている。また、夜になって使い終えた縄を燃やす際には、自分が使っていた縄をそのまま火にくべることは避けなければならないとされる。縄という言葉が自分の名を表す「な」に通じるとみなされ、自分の縄を燃やすことは自分の名を焼いてしまうのと同じだと考えられているため、代わりに他人の縄を選んで燃やすのだという。時間帯によって扱いを変えなければならない二つの禁忌が、一つの言い習わしとしてまとめて語られている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗2』の言語民俗:諺の項に記録がある。
- 地域
- 宮城県白石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ