あららぎ
アララギ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 七面山の社殿再建の伐採で樵がアララギに斧を入れると赤い水が流れ、恐怖のあまり頓死したという樹木信仰譚。
- 細部
- 今からおよそ200年前、七面山の社殿が全焼してしまい、再建のための用材を得ようと山の木を伐採することになった。その折、一人の樵が七面山のアララギに斧を打ち込んだところ、切り口から血のような赤い水がどっと流れ出し、樵はあまりの恐ろしさに急死してしまったという。その傷口は一夜のうちにふさがったとも語られているが、現在もなお幹の下部には大きな切り口の跡が残っているとされる。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』所収、今井福次郎「甲斐の樹木信仰」に記録がある。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ