あらびるかみさま
あらびる神様
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 薬師堂の下に封じられた祟り神で、縁の下の盛り土に触れると災いが及ぶという。
- 細部
- この地には激しく祟る神がいて、人々は手を焼いていた。そこで薬師様がその神を押さえつけ、上に堂を建てて動けなくしたと伝える。以来、封じられた側の神はあらびる神様と呼ばれて恐れられてきた。薬師堂の縁の下には、その神を埋めたという土が今も盛り上がっており、うかつに触れれば祟りを受けると戒められている。仏が地の荒ぶる力を鎮めて堂を構えたという由来譚であると同時に、堂の一角に立ち入ってはならない場所を設ける禁忌の説明にもなっている。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、薬師の伝説の項に収められている。
- 地域
- 長野県小谷村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ