よあけをつげるにわとりとおに
夜明けを告げる鶏と鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寺の二階で寝ていた人を青鬼と赤鬼が探しに来たが、鶏の鳴き声で夜明けを察して退散したという檜原村の話。
- 細部
- 檜原村では、寺の二階の小部屋で寝ていた人を青鬼と赤鬼が探しに来るが、鶏の鳴き声を聞いて退く話がある。鬼たちがその人を捜索しているさなか、鶏が「トッテクショー」と鳴く。すると鬼は、夜が明ければ自分たちが捕まるため、ぐずぐずしてはいられないと言い、探すのを諦めて帰っていった。夜明けを告げる鶏の声が、寺にいる人を鬼から救う場面として語られる。西多摩郡檜原村の記録で、『常民文化研究』1983年「多摩の昔話(二)山間部及び平野部の補遺」(大久保ニワ)に収められている。
- 広まり方
- 檜原村の昔話を集めた1983年の『常民文化研究』所収論考に採録された事例。
- 地域
- 東京都檜原村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ