あおだいしょう
青大将
国内
未確認生物
- どんな話か
- 燕を狙う青大将を殺すと蟻に転生して雛を襲い、病人の血を吸うとも、婦人を追う蛇を武士が刃で裂いたともいう青大将にまつわる三つの話。
- 細部
- 燕の巣を狙ってやってきた青大将を打ち殺して土に埋めたところ、その後なぜか燕の雛が一向に育たなくなった。巣を調べてみると、大量の蟻が雛にたかって食いついている。さらに調べを進めると、以前殺して埋めたはずの青大将が蟻へと姿を変えていたことが分かったという。青大将はナマズとも呼ばれ、病人が長らく同じ場所に寝ていると、その血を青大将に吸われてしまうとも語られている。また、ある婦人が石垣のそばで用を足したところ、以後その場所を通るたびに蛇が頭をもたげて現れるようになった。恐れる婦人を見かねた武士が蛇の穴の上に刀をかざして女を通してやったが、蛇はその刃で体を二つに裂かれながらもなお女を追いかけてきたという。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、早川孝太郎「色々の蛇」に記録が残る。
- 地域
- 愛知県新城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ