あおぼうず
青坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の畑へ弁当を運ぶ娘や留守番の子守の前に現れ、首をくくるよう誘う坊主頭の怪異。
- 細部
- 香川県まんのう町に伝わる怪異である。山の畑で働く家族に弁当を届けようとした娘の前に、坊主頭の姿をしたものが現れ、首をくくらないかと持ちかけたという。娘が拒むと、その姿は音もなく消え失せた。別の伝えでは、赤ん坊の子守りをしながら留守番をしていた者の前にも同じものが現れ、同様に首をくくるよう迫ったという。断ったにもかかわらず長く伸びる腕でつかまれて首をくくらされそうになったが、背負われていた赤ん坊が泣き出したために近所の者が気づいて助け出した。日中の明るいうちにも姿を見せることがあるといい、夜だけの怪異ではないとされる。
- 広まり方
- 1984年の『香川の民俗』所収、武田明「仲多度郡琴南町美合の妖怪と怪談」と、1985年の『香川県史 民俗』第二章第十節四に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ