あいばあお
愛馬青
国内
未確認生物
- どんな話か
- 家出する主人多助との別れを涙で見送った愛馬青が、後に主人を虐げた継母の娘の婚礼へ躍り込み花嫁花婿を食い殺したという。
- 細部
- 塩原多助という豪農の息子は、父の死後に家を継いで懸命に働いていたが、継母お亀が浪人者の兄弟を引き入れて不義を働き、邪魔になった多助を虐げたため、ついに意を決して家を出た。旅立つ際、愛馬の青との別れを深く惜しみ、涙を流すその姿は月さえも曇らせたと語られている。江戸に出た多助はその後努力を重ねて財を成した。一方、残された青は主人が去った後、お亀が自分の娘と浪人者を祝言させようとした席に突然躍り込み、花嫁と花婿をその場で食い殺してしまったという。
- 広まり方
- 1935年刊『旅と伝説』所収、岩崎安重「群馬県の伝説による玩具」に記録がある。
- 地域
- 群馬県みなかみ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ