あんざんのまもり
安産の守り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 梅宮社の砂を身に着けると安産になるという信仰は、子のなかった檀林皇后が祈願して懐妊し、砂を敷いて無事出産した故事に由来するという。
- 細部
- 梅宮社に伝わる砂を、出産を控えた女性が安産を願って帯や衿のあたりに忍ばせておくと、必ず穏やかなお産になるという信仰がある。この習わしの起こりは、平安時代、嵯峨天皇の后であった檀林皇后にまつわる話に求められる。皇后はなかなか御子に恵まれないことを深く嘆き、梅宮社に一心に祈りを捧げたところ、神の霊験があって身ごもることができたという。さらに出産の際には、社の砂を敷いた上に座して臨んだところ、無事に皇子を産み落とすことができたと伝えられ、以来その砂が安産のお守りとして重んじられるようになったのだという。
- 広まり方
- 続日本随筆大成別巻1983年収録、坂内直頼「山城四季物語」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ