あんざんのまじない
安産のまじない
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 相撲の土俵の柱に巻かれた紅白の布を貰い受けて腹に巻くと、力士の力を借りて楽に産めるという。
- 細部
- 相撲が催されるとき、土俵の柱には紅白の布が巻き付けられる。産を控えた者はこの布を分けてもらい、自分の身に巻いた。出産には強い力がいるものだが、この布を巻けば力士の力が移ってくるとされ、それによって安産になると信じられた。力の強さを人から布へ、布から産婦へと移し渡すという発想が明快に働いている。祭の場で使われた品を家の内へ持ち込む点も、他の魔よけの習わしと共通している。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「人の一生 産育」に載る。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ