あんばさまのひはなりわいをやすむ
あんば様の日はなりわいを休む
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 大漁をもたらす神とされるあんば様が飾られた日は船を出さず休みとし、その神は酒や大漁を好み不漁を嫌うと語られる。
- 細部
- 北茨城市大津町では、あんば様が飾られた日は「今日はアンバ様だ」と言って舟を出さず、仕事を休む習わしがあった。そこから、船上での作業中に取る一服を「あんば様にしっぺい」と呼ぶ言葉も生まれた。平潟町では、あんば様は酒と大漁を好む一方、不漁を嫌う存在だと伝えられている。漁師たちの休みや仕事の区切りと結び付いた信仰として、大津町と平潟町の事例が山口彌一郎「磐城地方の『あんば様』資料」に記録されている(『民間伝承』1939年)。
- 広まり方
- 1939年の民間伝承誌に、磐城地方のあんば様に関する資料としてまとめられている。
- 地域
- 茨城県北茨城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ