あなじぞう
穴地蔵
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 足の痛みに霊験があるとされる地蔵で、飛脚は必ず線香を供えて通り過ぎ、幼児の瘡にも効き目があると信じられていた。
- 細部
- 穴地蔵と呼ばれるこの地蔵には、足の痛みを癒す霊験があるとされ、街道を行き交う飛脚たちはこの前を通過する際に欠かさず線香を手向けていったという。また足の患いだけでなく、幼い子どもにできる瘡にも効き目があると信じられており、旅人だけでなく近隣の親たちからも頼りにされる存在であった。日々歩き通す飛脚の足を守る地蔵として、実用的な信仰を集めていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「仏寺に縁りある伝説と俗信―丹波国船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ