あみださんのかたうで
阿弥陀さんの片腕
国内
未確認生物
- どんな話か
- 怠け者を叩き起こして回っていた謎の訪問者と取っ組み合いになりもぎ取った腕が、実は阿弥陀様のものだったという話。
- 細部
- 成島には怠け者の若い衆が多く住んでいた。あるとき、朝早くからそうした家々の戸を叩いては「朝だ、働こう」と声をかけて起こして回る者が現れるようになった。腹を立てた若い衆たちは一軒に集まって夜明けを待ち構え、やってきたその者と取っ組み合いになって腕をもぎ取ってしまった。日が昇ってからよく確かめてみると、もぎ取ったのは阿弥陀様の片腕だったことがわかる。この出来事をきっかけに若い衆たちは深く反省し、以後まじめに働くようになったと伝わる。
- 広まり方
- 1993年の『常民』岩手県和賀郡東和町の調査報告書(中央大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ