あみだにょらい
あみだ如来
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 大坂内本町の利倉屋忠兵衛家では日蓮宗に改宗し放置された阿弥陀如来像のせいで子どもが夜泣きし、寺に納めると治まったという話。
- 細部
- 大阪市中央区にあった内本町の利倉屋忠兵衛という家にまつわる話である。この家にはもともと阿弥陀如来の仏像が安置されていたが、代を経るうちに子孫は日蓮宗を信仰するようになり、この阿弥陀如来像は顧みられることなくクモの巣に覆われるまで放置されてしまっていた。すると、この家の子どもが夜ごとに怯えて泣くということが続くようになったという。陰陽師に見てもらったところ、この家の信仰にふさわしくない霊験あらたかな仏像が放置されたままになっていることが原因だと告げられた。そこで近くの寺にこの阿弥陀如来像を納めることにしたところ、子どもは元どおり穏やかに眠れるようになったのだという。
- 広まり方
- 1980年刊行の『続日本随筆大成』に収められた沢近嶺「春夢独談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ