あめかい
飴買
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の上町で夜半に飴を買う若い女の跡を追うと寺の墓地に消え、残された男児は僧になったという。
- 細部
- 山の上町では、真夜中の十二時になると、どこからともなく若い女が飴屋を訪れて飴を買っていくという話が伝わっている。不審に思った店の者がある夜そっと後をつけていくと、女の姿は寺の裏手にある墓地の中へ消えていった。あたりを探してみると、そこには小さな男の子が一人だけ残されており、飴を買っていたのはこの子を育てるための行動だったのだろうと噂された。子は寺に引き取られて僧として育てられ、のちに壺上人と呼ばれる僧侶になったと伝えられている。
- 広まり方
- 1986年の『加能民俗研究』に掲載された、前田佐智子「信仰と飴」に記録されている。
- 地域
- 石川県金沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ