かまくらのきうれいげん
鎌倉の祈雨霊験
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 師の快復を願う祐天和尚が念を凝らして祈ると、晴れていた空から雨が落ちてきたという。
- 細部
- 光明寺の檀通和尚が病に伏したとき、弟子の祐天和尚は祈祷のための堂に籠もって師の平癒を願った。しかし初めのうちは何の手応えもなく、しるしらしいものは現れない。そこでいっそう思いを込めて祈り続けたところ、それまで晴れ渡っていた空が変わり、雨が降り出したと伝えられる。天候の急変を祈りが通じた徴として受け取る筋立てになっており、祈祷の験を可視の現象で示す型の話として書きとめられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成』第二期に収める神谷養勇軒『新著聞集』に記録がある。
- 地域
- 神奈川県鎌倉市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ