あまざけじぞう
甘酒地蔵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 伊達河内守宗清が行者を無礼打ちにした祟りで奇病にかかり35歳で早世し、地蔵に耳の病封じの信仰が生まれた。
- 細部
- 元和2年(1616)に吉岡三万八千石を治めた伊達河内守宗清は、政宗の三男にあたる。ある日吉田川でオウガイ漁をした帰り道、梵天を担いだ行者と行き会い、戯れに生臭い獲物を差し出したところ固く辞退された。これに腹を立てた宗清は行者を無礼打ちにしてしまうが、その報いを受けて原因不明の病にかかり、三十五歳で世を去ったという。のちに人々は行者が葬られた場所に石地蔵を建てて弔い、耳の病にかかった者が竹筒に甘酒を入れて供えると治るという信仰が生まれ、甘酒地蔵と呼ばれるようになった。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』伝説・祠堂の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県大和町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ